オステオパシーについて
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硬膜とは何か?
私たちの身体には、「身体を守る膜」があります。
脳と脊髄は、三層の髄膜(硬膜・くも膜・軟膜)によって守られています。
その中でも最も外側にある「硬膜」は、頭蓋骨の内側から脊柱管を通り、仙骨まで一枚の膜としてつながっています。
つまり、頭と背骨、骨盤は別々ではなく、一つの膜によって連続した構造になっているのです。
この硬膜の内側には脳脊髄液が満たされ、脳や脊髄を保護しながら、神経系が働く環境を支えています。
オステオパシーが大切にしてきた考え方
1800年代後半、アメリカの医師アンドリュー・テイラー・スティルは、
「人の身体には、本来自ら回復しようとする力が備わっている」
という考えのもと、オステオパシーを創始しました。
その後、多くの研究と臨床経験を経て、弟子であるウィリアム・ガーナー・サザーランドは、頭蓋骨や硬膜、脳脊髄液のわずかな動きに着目し、「頭蓋オステオパシー(クラニアル・オステオパシー)」という分野を発展させました。
現在でも世界中のオステオパシーでは、この考え方を大切にしながら施術が行われています。
なぜ硬膜を整えるのか
硬膜は頭から仙骨まで一枚につながっているため、首だけ、腰だけ、骨盤だけを別々に考えるのではなく、
身体全体を一つのシステムとして考えることが重要になります。
転倒や交通事故、スポーツによる衝撃、長年の姿勢、ストレスなどによって身体のバランスが崩れると、その影響が硬膜を介して全身に及ぶと考えられています。
そのため当院では、
- 頭蓋骨
- 上部頸椎
- 背骨
- 骨盤
- 筋膜
- 内臓
まで全体を評価し、身体が本来持つ回復力を発揮しやすい状態へ導いていきます。
まちばり院が硬膜を大切にする理由
私は20年以上、数多くの患者様と向き合ってきました。
白子で開院してからも、病院では改善が難しかった慢性的な痛みや不調を抱えた方々の施術を続ける中で、何度も共通して感じたことがあります。
それは、
「本当の原因は、痛い場所だけではない。」
ということでした。
オステオパシーの硬膜という考え方を深く学び、施術へ取り入れるようになってから、長年改善しなかった症状に変化が現れる方が増えました。
現在では、この考え方がまちばり院の施術の中心となっています。
